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神と人、人と人とを一つに“まつる” 下谷神社宮司の“お祭り”への想いとは!?

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JR上野駅から浅草通り沿いを歩いて10分ほど。通りに面した大きな赤鳥居をくぐり、真っすぐ進むと、開けた敷地に石造り鳥居が目に入ってきます。その奥にあるのは“下谷神社”。奈良時代に創建され、東京都で最も古い稲荷神社です。

お話を伺うのは現在、下谷神社の宮司を務めている阿部明徳宮司。積み重ねられている膨大な歴史の下、阿部宮司は、いったいどのような想いで神社を運営されているのでしょうか?

下谷神社3

(※以下、文中の「」は全て阿部宮司のコメント)

 

寄席発祥の地、下谷神社 子規の句碑も

下谷神社のはじまりは奈良時代。現在、上野不忍池の周辺にあった村の長が、五穀豊穣を司りお稲荷様として祀られる大年神(オオトシノカミ)・繁栄を司る日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を祀ったのが由来とされています。

「昔 ...

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